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駅伝のルールと魅力を知ろう!〜概要、繰り上げ、順位の決め方などなど〜

お正月の代名詞と言えばお年玉と駅伝が相場の日本ですが、駅伝のルール、特に繰り上げスタートってなに?タスキ渡せないだけであんなに泣くの?と疑問があるかもしれません。そこで今回は駅伝についてまとめたので、これを読んで駅伝をもっと楽しんでください!

駅伝とは何か

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まず駅伝がどんなスポーツなのかルールなども含めて確認していきましょう。今回はお正月に行われる箱根駅伝をピックアップしていきます!

箱根駅伝は「東京箱根間往復大学駅伝競走」が正式名称で、駅伝ファンのみならず全国的に大きな注目を集めている大会ですが、実は関東大会のような位置づけで実施されています。

そのため、関東学連加盟校という組織、簡単にいうと関東の大学しか出場資格がないんです。

そもそも、なんで駅も通らないのに駅伝というのでしょうか?

個人的に気になったので「由来辞典」で調べて知ると以下のように書いてあります。

「駅伝」という言葉は、1917年に日本で最初の駅伝「東京奠都(てんと)五十年奉祝東海道五十三次駅伝競走」を読売新聞社が主催した時に、神宮皇學館の武田千代三郎によって命名された。

これは、江戸時代における東海道五十三次における伝馬制からヒントを得たとされる。
街道の宿駅ごとに「駅馬」が用意され、各郡で飼育された乗り継ぎ用の「伝馬」とともに公用の旅行に共された。伝える馬は江戸時代には民間の輸送用としても使われた。
この駅制にもとづいて幹線道を往来する「駅馬」と「伝馬」からヒントを得て、「駅伝」と命名したといわれている。

それぞれの中継地点を江戸時代でいう宿駅、選手を馬とみなして駅伝という名前がつけられたようです。

なるほど、勉強になりますね。

メンバーと走る距離

箱根駅伝は1月2日に行われる「往路」107.5kmと1月3日に行われる「復路」109.6kmの合計217.1kmを計10名でタイムを競います。

往路を1〜5区、復路を6〜10区で分けて、中継地点でたすきを次のランナーに渡してゴールを目指します。

それぞれの区間の距離と特徴

区間によって走る距離や特徴が異なるため監督は適任の選手を合った区間に置きます。

区間の長さは以下の通りです。

1日目 往路

  • 第1区 読売新聞東京本社ビル〜鶴見中継所 21.3㎞
  • 第2区 鶴見中継所~戸塚中継所 23.1㎞
  • 第3区 戸塚中継所~平塚中継所 21.4㎞
  • 第4区 平塚中継所~小田原中継所 20.9㎞
  • 第5区 小田原中継所~箱根 20.8㎞

2日目 復路

  • 第6区 箱根~小田原中継所 20.8㎞
  • 第7区 小田原中継所~平塚中継所 21.3㎞
  • 第8区 平塚中継所~戸塚中継所 21.4㎞
  • 第9区 戸塚中継所~鶴見中継所 23.1㎞
  • 第10区 鶴見中継所~大手町 20.8㎞

どの区間も非常に重要ですが、特に特徴的な区間をいくつか紹介します。

花の2区

全区間で最も距離が長く、1区であまり差が出ないことが多いのでレースの流れが大きく変わりやすく、各校エース級の選手を配置します。

また、平坦な道が続くと思えば、疲れ切った肉体を襲うラスト3kmの激しいアップダウンは走るのが難しいことから花の2区と呼ばれるようになったようです。

しかし、花の2区と呼ばれるのは箱根駅伝のみの通称ですので、他の駅伝大会では呼ばないように注意しましょう。

山登りの5区

5区は高低差860mの山を登らなければならないという超過酷な区間で、波乱が頻繁に起こります。まさにレースの山場となる第5区です。

常軌を逸する走りをした選手を「山の神」と称賛します。

復路の最初はこのコースを逆に下るので山下りの6区と呼ばれます。

急勾配な坂を下るため、逆に平坦な道が上り坂のようにきつく感じるようです。

松の9区

花の9区に対して松の9区と呼ばれる復路のエースランナーが走ることが多い区間になっています。

アクセスが良いこともあり、多くのファンの方が足を運びます。

繰り上げスタートってなに?

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箱根駅伝でファンの涙を誘うのが中継所直前で繰り上げスタートになり、倒れこみながらタオルやベンチコートをかけられるシーンではないでしょうか?

しかし、繰り上げスタートの意味が分からなければその感動も半減です。

そのためにも繰り上げスタートの制度をここで理解しましょう。

繰り上げスタートとはトップの選手が中継地点を最初に通過してから、規定時間を過ぎてもトップ以下他のチームの前走者が中継地点に到着しない場合、規定時間が来た時点で前走者を待たずにスタートしてしまうルールです。

繰り上げスタートがあることによって「繰り上げスタートに絶対になりたくない。」という危機感が生まれ、競技レベルの底上げが図られます。

また、1月2日、3日と神奈川の実家に帰るという方もいるかもしれませんよね?そんな中、大幅に遅れてしまった大学を待っていては交通規制をし続けなければいけません。

それを防ぐために繰り上げスタートが必要なんです。

往路と復路で繰り上げスタートの条件が異なるのでそれぞれ紹介します。

往路の場合の繰り上げスタート条件

  • 2区、3区→10分間トップと差が離れたら繰り上げスタート
  • 4区、5区→20分間トップと差が離れたら繰り上げスタート
  • 往路ゴール→10分間の間にゴールしなければ、6区で一斉スタート

復路の場合の繰り上げスタート条件

  • 復路全区間→20分間トップと差が離れれば繰り上げスタート

以上のような時間制限が設けられているので、例えば1位のランナーが4区から5区を4時間でたすきを渡したが、2位の大学が5区に4時間21分経って5区の小田原中継所に到着した場合、2位から20位の全チームが繰り上げスタートになります。

繰り上げスタートと順位の関係

繰り上げスタートを受けても順位は失格にならない限り、最後までわかりません。

少々分かりにくい箇所でもあるので「A大学」と「B大学」を例に説明したいと思います。

A大学の第4走者が5区へ4時間ちょうどでたすきを第5走者に渡したとしましょう。ここから繰り上げスタートのカウントが始まります。

この年はA大学が異次元的な強さで2位の大学がなかなか来ません。。。

20分経っても来ないのでB大学の第5走者は繰り上げスタートで往路のゴールを目指します。

繰り上げスタートから10分(A大学がスタートしてから合計30分後)B大学の走者が無人の小田原中継所に到着しました。

この時点で30分の遅れですが、A大学は往路を5時間でゴール。一方B大学は驚異の追い上げ5時間15分でゴールしました。

結局初日は15分の差がついたまま2日目の復路に突入です。

復路はA大学がスタートしてから往路でのタイム差の15分後にスタートします。

しかし、Bチームは復路に全精力を注ぎ込んでいた模様で、あっという間にA大学を追い抜いて先にゴールしました。

この場合、繰り上げた繰り上げスタートをしたBチームが見事優勝です。

ただ、現実的に30分のビハインドを巻き返すというのはかなり非現実的なので悪しからず。

優勝の決め方

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往路優勝、復路優勝、総合優勝と優勝には3種類の優勝が存在します。

往路優勝は全大学同時にスタートするため最初にゴールした大学が優勝というのは見ればわかると思います。

しかし、復路と総合優勝はやや順位の決め方が異なります。

例えばA大学、B大学、C大学の中でA大学が往路3時間でゴール、B大学が3時間10分でゴール、C大学が3時間30分でゴール。

この場合は見ての通りA大学の往路優勝です。

復路はC大学が3時間でゴール、B大学が3時間10分、A大学は3時間35分でそれぞれゴールしたとしましょう。

すると復路はC大学の優勝となります。

しかし、総合優勝は往路も復路も優勝していないB大学になります。総合優勝は往路、復路の合計タイムで決めることになっています。

A大学は往路3時間、復路3時間35分で合計6時間35分かかっています。

B大学は往路、復路ともに3時間10分でゴールしているので合計6時間20分かかりました。

C大学は往路3時間30分、復路3時間のため合計6時間30分かかっています。

往路、復路で1番タイムが早いのはB大学なので総合優勝はB大学となります。

最後の最後まで目が離せません。

天と地の差のシード争い

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優勝の仕組みは以上の説明でわかっていただけたでしょうか?

優勝争いに引けを取らない熾烈な争いとしてシード争いにも注目です。

箱根駅伝に出場する20チームは10チームがシードという普通のスポーツでは考えられない割合でシード権が渡されます。

半分ですよ?50%ですよ?サッカーワールドカップで考えれば32チームのうち16チームがシードです。

予選を乗り越えやっとこさ本戦に出場したと思ったら半分がシードって戦う気喪失しますよね。

ただ箱根駅伝はシードが10校で、決め方は至ってシンプルです。

それは箱根駅伝で10位以内に入れば自動的に来年の箱根駅伝に出場できるというものです。

そのため10位と11位でたった1秒しか変わらなくても片や来年も箱根出場、片やまた激闘必須の予選からスタートという1秒が雲泥の差を生んでしまうのです。

優勝大学が決まった後のシード争いも箱根駅伝の醍醐味です。

関東学生連合チームとは?

20校が箱根駅伝には出場するとここまで紹介してきましたが、実はもう1チーム出場しているチームがあります。それが「関東学生連合チーム」です。

このメンバーは惜しくも箱根駅伝に出場できなかった大学から予選大会で優秀な成績を残したメンバーを各大学から1人だけ選抜されチームを結成します。

ただ、この関東学生連合チームは成績に関与されず、順位は参考記録になります。

晴れ舞台に個人で出場できる機会なので、予選で大学が出場できそうになくても力が入りますね。

お正月は駅伝で決まり!

ここまで駅伝の基本的なルールについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

必死にたすきを次の走者につなぐ姿が胸を打つ理由がなんとなくでもわかっていただけたら幸いです。

こたつに入りながらおせちに舌鼓を打って駅伝を楽しんでください。

箱根界隈にお住まいの方は現場に行ってみたらテレビでは伝わらない臨場感が味わえると思います。

その際は防寒を忘れずに!

弊社は飲食関係のメディアも運営しています!

今の時期読んでいただきたいのがこの記事↓

競馬が好きな方、モツ煮が好きな方は必見です!競馬好きな友達にドヤ顔で教えちゃってください!

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