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野球初心者の方は必見! 野球における守備の基本的なルール

野球観戦に誘われたけど野球のルールがさっぱりわからない。ルールがわからないのに球場まで足を運んでも時間がもったいないし、分厚いルールブックを1から読むのはさすがにめんどくさい。でもルールを知って楽しみたい、そんな方のために野球の基本的なルールを簡単に説明します。

野球のルール チームの人数と勝敗の決め方

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まず野球って何人でやるものなの? どうなったら勝ちなの?という初歩中の初歩の内容から説明させていただきます。

「そんなの知ってるわ!」という方は目次から気になる内容のみ流し読みしていただいた方が効率的かと思います。

野球の試合は基本的にフィールドに出ているのは9人で死闘を繰り広げます。

なぜ”基本的”になのかというとDHという制度があり、スターティングメンバー(途中ではなく、最初から試合に出る人)が10人の場合があるからです。

DHや各ポジションについてはこちらを参考にしてください。

また、最初に出場した選手が途中でケガをしたり、ここぞという場面で切り札を投入したい時など、途中交代で異なる選手を出場させることも可能です。

ちなみにプロ野球の場合だと試合に出場できる可能性がある人数(ベンチ入り)は25人です。

さらにその中でスターティングメンバーが9人と考えると華やかなプロ野球ですが、チームの中でも熾烈な競争が日々起こっているんです。

ここで注意してほしいこととして、バレーボールやバスケットボールと異なり1度交代した選手はその試合中、2度と試合に復帰することはできません。ポケモンとも異なり、「一旦休め!」ということで引っ込めた後に再度投入することはできません。

基本的に選手の交代は監督、コーチなどが采配するわけですが、交代した選手が勝敗を左右することは往々にしてあるので、ここが彼らの腕の見せ所です。

勝敗の決め方

ではどのようにして勝敗を決めるのでしょうか。

それは決められた回数のうちに多く点数を取ったチームの勝ちです。

決められた回数というのが1試合は9イニングで構成されていて、さらに9イニングには表、裏があります。

野球は打つとき(攻撃)と守るとき(守備)があり、一方のチームが表で攻撃したら裏で守る。そしたらもう一方のチームは表を守り、裏で攻撃する。

これを9イニング繰り返して勝敗を決めるという流れになっています。

表に攻撃するチームを「先攻」、裏に攻撃するチームを「後攻」といいます。

先攻か後攻かは試合をする本拠地のチームが後攻というのが決まりになっています。

チームの本拠地がどこかは下のリンクを参考にしてください。

どうやったら表と裏が切り替わるかは「アウト」を3つ取ったらよいのかですが、これは次の項で紹介します。

アウトを取ろう

アウトを3つ取ったら攻守交替いざ攻撃です。

野球の勝ち方は極端に言ってしまうと「多く点数を取るより、いかに失点しないか」といっても過言ではありません。

どんなに点数が奪えなくても0点で抑えれば負けることはありません。そのため守備というのは非常に重要です。

三振を奪ってアウトを取ろう

まず、最初に紹介するアウトを獲得するパターンは「三振」を相手打者から奪うということです。

投手が下の画像でくくった箇所をストライクゾーンと言います。
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投手はこの範囲内をめがけて投球し、打者がそのボール見逃したりスイングしてもバットに当たらず合計3球続けば「三振」となりアウト1つです。

また、ストライクゾーンに投げられなかった球を「ボール」と言いますが、打者がボールを振ってバットに当たらなくてもストライクとなります。

ボールの球が合計4球になると「フォアボール(四球)」といい進塁を許すことになりますが、これは別の記事で紹介します。

フォアボールは守備側からすると悪いこと、攻撃側からすると良いぐらいの認識でこの記事内ではオッケーです。

また、バッターが打って以下の画像の白線内(フェアーゾーン)に飛ばず、観客席や守っている選手がノーバウンドで捕球できない打球を「ファールボール」といいます。

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ファールはストライクとしてカウントされますが、2ストライクからは いくらファールを打っても三振になることはなく、打ち直しが可能です。

そのため永遠にファールを打つことができれば相手ピッチャーも永遠に投球するはめになり、ヘロヘロですね。

以上のアウトの取り方を「三振」を奪うと言います。

ゴロを打たせてアウトを取ろう

三振が取れなくてもアウトを奪うことができます。

まずは平凡なゴロを打たせて打者をアウトにする方法です。

またしてもこのグランド見取り図の登場です。
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バッターは打ったあと、フェアーゾーンに打球が飛んだら兎にも角にも1塁に全力疾走します。

今回は打球が打って早々地面についたゴロで、遊撃手の元に飛んでいったと仮定しましょう。

遊撃手は打球を捕球した後、一塁手めがけて送球します。一塁手は一塁ベースを踏みながら送球を捕ります。
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こんな感じで懸命に足を伸ばして捕球するのがポイントです。

ゴロの場合、打者は一塁手が捕球する前までに一塁ベースに到着すればセーフ。走っているバッターより先に一塁手が捕ればアウトです。

なので例でいうと遊撃手は捕球後、もたもたせず、すぐに一塁に素早い送球が要求されます。

ちなみにホームベースから一塁までの距離は約27mです。

外野まで打球が飛んでいっても、打者が転んだりゆっくり歩いているようなことがあれば一塁に送球することも可能です。

ただし、ゴロのファールボールを捕球して一塁に送球してもアウトにはなりません。

フライを打たせてアウトを取ろう

地面につかず、放物線を描いた打球を「フライ」といい、一直線の打球を「ライナー」と言います。

この場合、地面に着く前にノーバウンドで守備側の誰かが捕球した瞬間にアウトが成立します。

ゴロとは異なり、ファールゾーンでノーバウンドで捕球しても打者はアウトになります。

簡単ですね。ただし観戦に来ているお客さんがファールボールをノーバウンドでキャッチしても無効です。

ランナーがいる場合のアウトの取り方

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ここから若干ややこしくなりますが、なるべく噛み砕いて説明します。

もし、一塁でアウトにできなくてセーフになった場合、ランナー(走者)としてその塁に滞在します。

一塁にランナーがいる場合、ランナーは二塁、三塁と順を追って最終的にホームベースまで生還することを目的に懸命に走ります。

それを阻止するために守備側は様々な策を講じます。

ランナーがいるとアウトにできる選択肢が増えるので簡単にケース毎に見ていきたいと思います。

前の塁が詰まっている場合(ランナー 一塁。一塁、二塁。一塁、二塁、三塁。)その次の塁に送球してランナーより先にボールを捕球すればアウトになります。

これを”フォースプレー”と言います。

また、自分の1つ前にランナーがいて、ゴロが転がったら次の塁までは懸命に走らなくてはいけません。

しかし、前の塁が詰まっていない場合(ランナー二塁のみ。三塁のみ。一塁、三塁の時の三塁走者)はタッチプレーというのが必要になるんです。

ここが野球のちょっと難しいところかもしれません。

フォースプレーはタッチがいらず、ベースに体のどこかが触れたまま(主に足)ボールを捕球すればアウト。
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タッチプレーはボールを持ったままベースに到達する前に走者の体にタッチできればアウト。
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これを踏まえてケース毎にアウトの取り方を見ていきましょう。

基本的にフライが上がったらランナーはその塁から進めませんので、今回はいくつかのケースで全て内野ゴロが飛んできた場合どうするか紹介します。

フライで進塁するケースもありますが、それは別の記事で紹介します。

ノーアウト、またはワンナウトでランナーが一塁の場合

三塁手にゴロが飛んできたとして、一塁にいるランナーは必ず二塁目指して走ります。

なので三塁手はまず二塁に投げるのが最善策です。一塁から二塁に走っている走者より送球の方が早かったら一塁から二塁に向かっていた走者はアウトになります。

さらに、二塁で捕球した選手が一塁に送球して、打った打者より先に一塁手が捕球すれば打者もアウトになります。

これがいわゆる「ダブルプレー(併殺)」です。”ゲッツー”なんていう言い方もしますね。

しかし、一塁から二塁に向かう走者がウサイン・ボルト並の俊足で到底二塁でアウトを取ることはできないというケースも存在します。

そんな時は落ち着いて! 無理に二塁に投げなくても大丈夫です。一塁に投げましょう。

二塁にランナーが生存する形になってしまいますが、一塁がアウトになれば最低限オッケーです。

ノーアウト、またはワンナウトでランナーが二塁の場合

このケースで三塁手にゴロが飛んできました。二塁にいるランナーは塁が詰まっていないので無理して走る必要はありません。

逆にサードゴロで二塁ランナーが三塁に向かおうとするのは、わざわざタッチされに行くような自殺行為でまさに「飛んで火に入る夏の虫」状態です。

なので守備をしている方々は捕球後、二塁ランナーの様子を見てアウトにできそうなら三塁に投げて、ランナーが二塁から動かなかったり、アウトにするのが無理そうなら一塁に投げましょう。

ノーアウト、またはワンナウトでランナーが一塁、二塁の場合

だんだんパターンが統一されてきて、どうやってアウトを取ればいいのかわかってきたのではないでしょうか。

上記の場合で三塁手にゴロが飛んできたとしましょう。

そしたらまず、走者は二塁から三塁に必ず走らなくてはいけません。

なので、三塁手は打球を捕球した後、三塁ベースをまず踏みます。これで二塁ランナーはアウトです。

さらに、三塁ベースを踏んだ後、二塁に投げて二塁に向かうランナーより送球より早ければ一塁ランナーもアウトです。

さらにさらに、二塁から一塁に投げて打った打者よりも送球の方が早ければ打者までアウトです。

これを「トリプルプレー」と言いますが、滅多にこんなことは起こりません。

ちなみにワンナウトであればダブルプレーを取れば合計3つのアウトが成立するのでその時点で攻守交代となります。

得点阻止が最優先事項!

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ランナーが三塁にいる場合は基本的にホームベースに投げることが何より重要です。

どんな形であれ、ホームベースにランナーが帰ってきたら失点することになり、それが積み重なる=負けです。

なので、守備の鉄則はホームにランナーを返さないという前提でプレーします。

ランナーが三塁にいるときのアウトの取り方も見てみましょう。

ノーアウト、またはワンナウトでランナーが一塁、二塁、三塁(満塁)の場合

この場合も塁が詰まっているので全ランナーはゴロの場合、次の塁目指して走ります。

ホームベースにランナーが帰ってきた場合は点数を献上することになるので内野手はゴロがきたらとにかくホームベースに送球すること(バックホーム)を第一に考えましょう。

あわよくばホームでアウトにした後、アウトになりそうな塁に送球してダブルプレーを狙いましょう。

ノーアウト、またはワンナウトでランナー三塁の場合

塁が詰まっていないのでホームではタッチプレーになります。

ツーアウト以外のランナー二塁の時同じで、三塁ランナーの様子を見た後に一塁に送球しましょう。

三塁ランナーがホームに走ってきていたらキャッチャーを信用してバックホームです。

ノーアウト、またはワンナウト二塁、三塁の時も対処方法は同様です。

ノーアウト、またはワンナウト一塁、三塁の場合

残すパターンもあと少しです。頑張りましょう。

ランナーが三塁にいるのでホームに返さないように十分警戒します。

もし、三塁ランナーが動かない場合は、フォースプレーである二塁に送球し、一塁に投げてダブルプレーを狙いましょう。

三塁ランナーがホームに走っていたらバックホームで得点を阻止します。

ツーアウトの場合

いよいよ最後のパターンであるツーアウトの時のケースです。

これは簡単。ゴロを捕ったらとにかくファーストに投げましょう。

すでにツーアウトであと1つアウトを取れば攻守交代なので確実にアウトが取れる方法を選択します。

フライ、ライナーの際の守備方法

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フライ、ライナーは地面に着く前に捕球した時点でアウトが確定するので、守備側するとアウトにするまでの工程がゴロより少ないです。

また、ランナーはフライ、ライナーの際に塁から離れてはいけません。

もしランナーが一塁にいて三塁手にフライが上がったとしましょう。

三塁手はそのフライ、ライナーを捕球したらまず打者はアウトになります。さらに捕球後、一塁ランナーが塁に触れていない場合は迷わず一塁に送球です。

ランナーが塁に戻るよりも先に送球の方が早かった場合はランナーもアウトになります。ダブルプレーです。

ただし、フライやライナーを捕球した瞬間にランナーが塁に触れていれば、捕球後に次の塁に走ることができます。(タッチアップ)

ここもちょっと難しいので例をあげて説明します。

ランナー二塁で右翼手にフライが上がったとしましょう。

ランナーは右翼手が捕球するまで二塁に触れていないといけません。

しかし、右翼手が捕球した瞬間に二塁から三塁まで走ってもオッケーです。

守備側の目線からこれを阻止するには、右翼手は捕ったらすぐに三塁に送球し、その送球を捕球した選手が向かってくるランナーを三塁に到着する前にタッチできればアウトとなります。

野球の守備はとても大切

いかがでしたでしょうか?

少々複雑なケースもありますが、理解していただけたら幸いです。

今回紹介したパターンはあくまで基本的セオリーで、点差が開いている場合などは1点は諦めて確実にアウトカウントを稼ぐなど方法は様々です。

しかし、文中でも言ったように点数を取られなければ負けることはありません。

また、ゴロを捕ってファーストに投げるというプロ野球では当たり前のような行為をいざやってみると非常に難しく、練習の賜物というのがわかります。

皆さんも野球観戦の時は守備に注目してください!

攻撃をする際の基本ルールはこちらです。
野球の攻撃の基本なルール

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