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野球界最高の名誉-“永久欠番”とは?

日本球界に限らず、大リーグ、韓国球界とプロ野球には”永久欠番”という概念が存在します。読んで字の如く、永久に何かの番号が欠けるようですが一体なんのことやら字面だけではわかりません。今回はそんな”永久欠番”について詳しく紹介していきたいと思います。

永久欠番とはどんな番号?

そもそもの野球の背番号という概念について説明した記事がこちら

そもそも”永久欠番“は野球界に限らず、サッカーやバレー、バスケットなど団体で行うスポーツ界ではどのスポーツでも存在します。

さらにスポーツをすることでお金がもらえるプロ以外のアマチュア界にも”永久欠番“が存在します。

大学野球などにも永久欠番という制度があるのを知らない方は意外と多いのではないでしょうか?

今回は野球界にピックアップして紹介していきます。

では、その”永久欠番“とは一体何者なのか詳しく見ていきましょう!

永久欠番とは背番号を使うスポーツで偉大な記録を残した選手を称え、その選手の背番号を同団体内で他の選手が使用できない制度です。

「この番号を永久欠番にしよう!」という最終決断をするのはその選手が所属していた団体になります。

ただ、永久欠番に認定された後でも選手から監督などなんらかの形そのチームに復帰すれば再びその人だけ永久欠番とされているその番号をつけることができます。

例えばA選手は背番号「5」で、偉大な記録を残してA選手が引退後、同チームで背番号「5」は永久欠番とされました。

このチームの他の選手は背番号「5」を使用することはできません。

しかし、A選手は監督として選手引退後にこのチームに戻ってきました。

このようなケースではA選手は再び背番号「5」をつけてこのチームの指揮をとることが可能になります。

そのため、以前いたチームで背番号「5」の選手がトレードでこのチームに来ても背番号「5」をつけることはできません。

今までずっとつけていた背番号がつけられないのはなんだか切ない気もしますが、それぐらい永久欠番は偉大な番号なんですね。

記録、記憶に深く刻まれた選ばれし者のみの番号が永久欠番とされますが、具体的にどんな選手の番号が永久欠番とされているのでしょうか?

永久欠番となった選手のプロフィール

日本プロ野球界で言うと、永久欠番は2016年現在で17個存在します。(巨人6個、阪神3個、中日2個、広島3個、西武1個、楽天1個、日本ハム1個)

この中で個人的に紹介したい人をピックアップして紹介します。

ミスタープロ野球 巨人 長嶋茂雄 背番号3

まず紹介するのがプロ野球界の大スター。長嶋茂雄さんです。

1950年代後半から1970年代前半のプロ野球界を牽引したまさにスター選手で、巷では子供の好きなものとして「巨人・大鵬・卵焼き」と言う流行語が生まれるまさに中心にいた選手です。

彼の実績やエピソードを細かく記載しているとそれだけで1つ記事が完成しそうなので今回は割愛しますが、プロ野球が今現在もここまで盛んなのも長嶋さんのおかげと言っても過言ではないと思います。

とにかく記録にも記憶にも大変印象を残した日本プロ野球の功労者です。

選手引退後、監督として再び背番号3をつけていたのは平成生まれの方でも記憶にあるのではないでしょうか?

背番号3は広島東洋カープでも「鉄人」衣笠祥雄さんがつけていて永久欠番となっています。

男気の塊 広島 黒田博樹 背番号15

2016年現在で最近認定された永久欠番としてあげられるのが黒田投手がつけていた広島の15番です。

日米通算200勝という記録はもちろんですが、広島を愛する気持ちも永久欠番に認定された大きな要因のようです。

黒田投手は2007年暮れに広島から大リーグに行き、ドジャース、ヤンキースと在籍していた両チームで投手の柱として大活躍します。

しかし、2014年に大リーグ各球団から日本円で年俸約20億円というオファーを蹴って、古巣広島に帰って来ました。

お金ではなく、自分を育ててくれた広島に帰って来た黒田投手をチーム、ファンは驚き感動し、2016年にはチームをリーグ優勝に導きました。

以上のような球団愛を評価されて投手王国広島で初の永久欠番となりました。

選手じゃない? 楽天 イーグルス・ファン 背番号10

最後に紹介したいのが楽天イーグルスの背番号10番です。

日本プロ野球で認定されている永久欠番の中で唯一、選手が以前使用していた番号ではなくファンのために制定された番号です。

千葉ロッテマリーンズも26番をファンのための背番号としていますが、こちらは永久欠番ではなく準永久欠番となっています。

準永久欠番とは他の選手も使用できる場合があるが、名誉ある番号で永久欠番に昇格することもある永久欠番の次に偉大な番号という認識でオッケーです。

巨人の松井選手がつけていた55番や、オリックスでイチロー選手がつけていた51番もこれにあたります。

ただ、楽天の10番に関しては正式に永久欠番となっているため選手は使用できません。

ファン代表として楽天のマスコットキャラクターの「クラッチ」が使用していますが、彼はプレーするわけではないので問題ありません。

出典:amazon

今後の永久欠番

永久欠番について今回は紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?

今後、永久欠番の数が増えていくと選手がつける番号がなくなるのでは?と問題視されているのも事実です。

大リーグの名門ヤンキースは永久欠番がなんと21つあり、日本プロ野球も歴史を重ねるにつれて必然的に永久欠番が増えるため好きな番号が選べなくなってしまう可能性が十分あります。

しかし、選手としては自分がつけていた背番号が球団の永久欠番になる。これ以上野球冥利なこともないと思います。

今後の背番号事情からも目が離せませんね!

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