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ピッチャーの成績〜防御率ってなに?初心者でも簡単にわかる防御率のお話〜

ピッチャーの成績は勝ち負けの他に、様々な数値でピッチャーを評価しています。特に防御率はピッチャーの生命線と言っても過言ではありません。しかし、字面だけみても防御率とはなにか野球初心者の方だと少し難しく感じるのではないでしょうか?今回は防御率について詳しく説明します!

ピッチャーの勝ち負けの付け方についてはこちらの記事をお読みください。

なにを守った率なんだ?防御率のお話

スポーツニュースや、スポーツ新聞でひっきりなしに出てくる防御率という言葉。

そのネーミングを見ると「なにかを守る率」なのは想像つきますが、一体それがなにかわからない・・・。

しかも、勝ち星、ホールド、セーブは状況によっては数字がつかないことが多々ありますが、防御率に関していえば登板すれば必ず数値化されます。

さらに、この防御率はピッチャーを評価する上でかなり重要な要素で、お給料に直結する数値といっても過言ではありません。

なので、これから野球をもっと詳しく知りたい、楽しむ幅を広げたいと考えている方からするとマストな数値になるので、なるべく優しく詳しく簡潔に説明していきたいと思います。

ズバリ、防御率とはその投手が1試合あたり何点奪われるのかを表した数値になります。

表し方としては防御率2.16といった具合に数値化されます。

防御率2.16の投手の場合だと1試合あたり2.16点失点するであろうということがわかります。

ちょっと待ってください。野球の試合って少数使うの?

このような疑問が浮かんだ方は目の付け所がある意味シャープだと思います。

なぜ防御率を出すと少数点が付くのかというと、その計算方法に秘密がありました。

防御率の算出方法は

(自責点×9×3)÷(投球回×3)=防御率

で出すことができます。

現実から目を背けたくなるような難解な数式が視界を覆っていますが、心配しないでください。

ぶっちゃけ自分で計算する機会はほとんどありません。

というのも、プロ野球をテレビで見ていればプロフィール欄に今シーズンの成績というのが必ず出ます。

そこにとっても頭のいい人がこの式にその投手の成績を代入して、表示してくれています。

スマホでググればその投手の防御率も出てきますので安心してください。

また、自責点失点は意味合いが異なります。

簡単に説明すると

エラーやパスボールによる振り逃げなど投手の責任でないランナーが生還して点数が入った場合は失点。

ヒットなど投手の責任で出たランナーが生還した場合は自責点。

今回はこれぐらいの認識で問題ありません。

話を戻すと、防御率に少数が出てくるのはこの計算式のせいなのです。

実際に防御率を計算してみた

ユーチューバーのような語り口で次の章に移ります。

計算する必要はないといったものの、実際にあの数式で防御率というものが算出できるのか。

やはり論より証拠、読者の皆さんの前で具体例を提示しながら防御率を説明した方が絶対にわかりやすいと思います。

アレルギーが出るかもしれませんが意を決して挑戦してみます。。。

ケース1 9回を完投して自責点1だった場合


防御率というのが1試合あたり何点奪われるかを表した数値なのでおそらく計算すると防御率1.0になるはずです。

しかし、念のため計算してみましょう。

(自責点×9×3)÷(投球回×3)という式に数値を当てはめていきます。

(1×9×3)÷(9×3)=1 防御率=1

できました!やればできる子っておばあちゃんによく言われてましたが、ここでその力を発揮しました。

しかし、これは計算しなくても分かるだろうと読者の方々から疑心の眼差しを感じるので次は難易度をあげましょう。

趣旨が中学生の数学講座のようになっていますが、本メディアは初心者の方にスポーツの素晴らしさを伝えるものです。あしからず。

ケース2 6回2アウトで降板し、自責点2だった場合

ややこしくなってきました。あと1アウト取って6回投げ切ってくれよ。

しかし、逃げ出したい気持ちでいっぱいですがやってみます。何時間かかるかわからないけれどやってみます。

でも、ちょっと待ってください。数式は(自責点×9×3)÷(投球回×3)で投球回がぴったりじゃない時はどうすればいいんですか?

防御率=自責点×27÷奪ったアウト数

この式でも実は防御率を求めることができます。

今回のケースだと6回2アウトということなので5回2/3で降板したことになります。

取ったアウトの数は17個です(3×5+2)

なので、防御率=自責点×27÷奪ったアウト数の式に当てはめると

(自責点)2×27÷(取ったアウトの数)17なので・・・3.176470….になります。

防御率は少数第3位まで求めて四捨五入するので、今回の場合だと3.18ですね。

いやー大変だった。四捨五入とか死語だと思ってましたからね。

では最後の例題です

ケース3 ワンナウトしか取れず自責点3で降板した場合

最後のケースはリリーフで登板したものの、自責点3でアウト1つしか取れなかったという不甲斐ない結果の場合です。

ベンチに戻って、怒りのあまりグラブを投げつけています。用具は大切に使いましょう。

このケースだと防御率=自責点×27÷奪ったアウト数の式に当てはめて

(自責点)3×27÷(奪ったアウト数)1=81

防御率81という結果になりました。

防御率81とはこのペースで投げ続ければ1試合で81点取られる計算になります。

ただ、注意して欲しいのは防御率は1回登板したらリセットされるわけではなく、1年または生涯成績で計算されます。

なので、この防御率81点台の投手は今後自責点が1点もつかず、アウトを100個取れば

自責点(3)×27÷(奪ったアウト数)101=0.8

になりうるということです。

防御率を指標とした野球の見方

ここまで防御率について例題を含んで説明しましたがいかがでしたでしょうか?

先発投手で言えば、防御率1点台だと超1流、2点台だとチームのエース格、3点台で及第点のような位置付けだと個人的に思っています。

防御率が1点台でも打線の援護がないと勝ち星がつかないこともあれば、防御率4点台にもかかわらず毎回大量得点に恵まれて最多勝という可能性も十分あります。

ただ、防御率こそが投手の力を見極める最も重要な指標だと私は考えています。

今後、野球を観戦する時は防御率にも注目してみてください!!

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