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野球の打順について知ろう!それぞれの打順の意味、役割とは?

野球は打つ順番(打順)が事前に決まっていて、その順番に打たないといけません。どんな法則に則って野球の打順は組まれているのでしょうか? それぞれの打順に込められた役割、特徴は? 打順の秘密を知れば野球を何倍も楽しむことができます。今回は打順について勉強していきましょう。

打順の基本ルール

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野球をする上でポジションと打順は被ることなく、常に9人で分割しなくてはいけません。

ポジションでいえば、投手、捕手、一塁手、、、、と9人で振り分けます。

守備について詳しくはこちらの記事をお読みください。

打順も同様に1番バッター、2番バッター、3番バッター、、、、9番バッターと振り分けられます。

ここで注意してほしいことが打順は途中で変更できないということです。

守備の場合、試合の途中でポジションを変更することはいくらでも可能です。例えば遊撃手と三塁手を交換や中堅手と投手を交換などを指します。

しかし、打順を試合中に替えることはできないんです。同様に例を出すと「1番バッターと6番バッターが打つ順番を交換」などです。

打順は試合が始まったらその順番通りに打たないといけない。これは絶対です。

では打順の組み方はどのような法則があるのか見ていきましょう。

出塁してチャンスメイク! 上位打線

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打順を決めるのは監督、コーチの試合が始まる前の手腕の見せどころで試合運びが打順で決まる可能性も十二分にあります。

まず、試合の主導権を掌握するために1番、2番バッターの登場です。

チームの切り込み隊長! 1番バッター

1回の表、または裏に最初に打席に立つのが1番バッターです。

1番バッターの至上命題としてとにかく出塁をすることで、長打力はそこまでないイメージですが、四球や内野安打など泥臭くてもいいのでとにかく塁に出るのが大切です。

もちろん、チームの中で最も多く打席に立つので多く安打を打つことも必要ですので、球界の安打製造機は1番の打順を打つことが多いです。

また、出塁したらチャンスを広げるために自ら盗塁するような俊敏性も必須でチーム1の俊足が1番バッターに向いてます。

このように見ると、打てるし足も速くて野球センスのある人が適任の打順ですね。

チャンスを広げる2番バッター

1番バッターが塁に出たら2番バッターはそのランナーを次の塁に進塁させることが主な仕事です。

そのため三振や併殺打が少なく、小技が得意な選手が任されることが多い印象です。

高校野球などでよく見る犠打(送りバント)等を使用しランナーを進塁させますが、1番バッターが塁に出なかった場合は自ら塁に出てチャンスメイクする必要があるためあまりにも打てないのも困ったものです。

プロ野球では小柄な選手が任命されることが多い傾向にあります。

打点をあげることが仕事! クリーンナップ

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続いてはクリーンナップと呼ばれる核を成す打順の紹介です。

clran up と英語では表記し、塁上にいる走者を片付けるという意味で打順でいうと3番4番5番打者を指します。

片付けるという言葉ではわかりにくいかもしれませんので、簡単に言うと「塁上ランナーを全員ホームに返して綺麗さっぱりにしてください。」というニュアンスの理解で大丈夫です。

さらにクリーンナップの中でもそれぞれ若干求められる理想像が異なるので詳しく見ていきましょう。

出でよ天才! 3番バッター

3番バッターは天才打者が務めましょう。以上です。

というぐらい非凡な才能が求められる打順だと言えます。

まず、1、2番が出塁したらクリーンナップの役目である打点をあげるため使命に全うできること。

また、もしランナーがいない場合だったら自分が出塁することでチャンスメイクをし、チームの顔である4番に回す。

イメージとしては1番打者に長打力が加わったような認識が世に広まっています。

とにかく長打を期待! 4番バッター

チームの打線の顔であるのが4番バッターで、期待されることは長打、できれば本塁打を打つことです。

4番打者の時にランナーが1番溜まっている可能性が高いと想定され、チームも基本的には4番打者で得点をあげること前提で打順を組みます。

腕が丸太のような力自慢の打者が数多く4番に座っていますが、正直、外国人選手も多くそこまで俊敏性があったり技巧派というイメージは湧きません。

ランナーがいる時にホームに返す勝負強さが必須で4番が仕事をするチームは勝てる!と言っても過言ではありません。

居残り掃除もお任せください! 5番バッター

4番バッターがランナーを返せなくても頼りになる5番バッターがいるかいないかで勝敗は大きく左右します。

第2の4番バッターとも形容される5番バッターも塁にいるランナーを返す勝負強さ、パンチ力が必要不可欠です。

特に、5番バッターが好打者だと4番バッターが勝負されない、(俗に言う敬遠)などが相手チームはできず、4番で勝負しざるを得ないという無言にプレッシャーをかけることも可能です。

5番バッターが貧打だと4番を避けて5番を打ち取ることで失点しないという作戦が可能になってしまうため5番打者は打てるというイメージを相手に植え付けることは非常に重要になってきます。

なんでも屋さんの6番バッター

続いて紹介するのが6番バッターです。6番バッターのイメージはとにかく「なんでもできる」に限ると思います。

チームによっては「中軸」と呼ばれ、球界を代表するバッターが座ることもある打順です。

5番までがランナーを返しきれなかったり、5番打者自身が長打で塁に残った際はランナーを返す。

ランナーがいない場合は自分自身が出塁し、チャンスメイクをしたりランナーを進めたりと求められる仕事が何かと多いのが6番バッターです。

しかし、なんとなく1番よりは足は速くないし、2番より小技はできなくてクリーンナップより長打力がない感じの器用貧乏なイメージになっている感が否めません。。。。。

なのでみなさんは6番バッターはイメージ以上に大変という認識の元、プロ野球を見て欲しいという筆者の願いを込めつつ下位打線の紹介に移りたいと思います。

切れ目ない打線を作るには下位打線が必要不可欠

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最後に紹介するのが下位打線です。

下位打線とは7番、8番、9番を打つ人を指し基本的にはバッティングが苦手だったり、他のチームメイトより劣っているというイメージがあるかもしれません。

しかし、それは大きな間違いで下位打線が貧打なチームは勝てません。断言できます。

他チームと大きな差が出る下位打線のそれぞれの打順の特徴を見ていきましょう!

将来性に期待! 7番バッター

下位打線の最初に座る7番バッターですが、守備に比重を置いたり、1軍に上がったばかりのあまり知名度のない若い選手が度々あります。

しかし、後々のチーム顔になりうるネクストブレイクが期待される選手が座ったり、相手が油断しているところで豪快なホームランを打ったりと意外性も満点です。

下位打線で回が始まって7番8番9番が全員貧打だと相手ピッチャーも楽に投げられてしまうので、先頭の7番が出塁率が高いと相手からしてもプレッシャーになります。

守備職人の定位置! 8番バッター

8番バッターは正直、打率が低い選手が多いです。というのもDH制がないセ・リーグでは9番が投手の場合が多いので野手の中で基本的に1番打順が後ろで打席が回ってくる回数が少ないです。

DH制については詳しくしたの記事にあるので参考にしてください。

打席に立つ回数が少ないのに優秀な打者を後ろに回す必要はありませんよね?

個人差はあると思いますが、超大盛りのお弁当で何から食べるのかに似ていると私は思います。

とにかく量が多いお弁当があり、おかずの1品に大好きな唐揚げが入っているとしましょう。

唐揚げに行き着く前に他の食材でお腹いっぱいになっては元も子もありません。

そうなると唐揚げは最初または途中で食べるのがベターではないでしょうか?

野球でいうと唐揚げは好打者です。好打者が箸すらつけてもらえないのはあまりにもったいない。

なので唐揚げ(好打者)は上位打線に置かれて食べてもらえる(打席に立つ)機会を増やすのが常套手段です。

脱線してしまいましたが、8番打者は打撃がウリというより守備でチームを支える職人的な選手が多いです。

特に捕手が8番を任せられることが多く、理由として捕手はとにかく守備面での負担が大きいことが挙げられます。

具体的に、捕手は中腰で投手の投げる球を捕球し続け、どんな球を投げさせるか考え続けるため脳も疲れます。

また、試合中の現場監督と言われる捕手は守備の際はチームの舵を取るため責任感も人一倍です。

打撃面でも期待される上位、中軸を打つとまさしく疲労困憊で、潰れてしまいます。

そのため、8番という打順でつかの間の休息をとることが捕手は比較的多いのです。

8番打者に求められる能力は打率は悪くてもここぞという時にやってくれるという安心感だと思います。

縁の下の力持ち! 9番バッター

いよいよ最後になりました。9番バッターの紹介です。

9番バッターの後は1番バッターに戻るので1番バッターにつなぐ役割がメインです。

また、9番バッターはDH制のないセ・リーグでは主にバッティング練習をしていないピッチャーが務めることが基本です。

そのため打てなくても当然です。もともと打つことは期待されていません。

しかし、ランナーがいるときはランナーを進塁させる技術(主に犠打)は必須です。

DH制のあるパ・リーグでも自分でランナーを返すというより1番バッターに良い形で回すという役割を果たす目的で打順が組まれていることが多いです。

あまり目立つ打順ではありませんが、9番バッターが良いリズムで1番バッターに回せれば得点力も飛躍的にアップするので重要な打順です。

みんな違ってみんな良い

1番から9番までの打順をそれぞれ紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

極端な例を用いて打順の役割を説明した場面もあったと思います。ご了承ください。

しかし求められる役割はそれぞれ違うものの、1つでも欠けたらチームとして機能しなくなってしまうというのは不動の事実です。

なのでどの打順も重要です。

これから野球を観戦する際は打順にも注目してくださいね!

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