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WBCの大リーガーの出場について〜アメリカが本気ではないと言われる理由とは〜

2017年3月に控えている野球の世界大会であるWBCですが、毎回この時期になると物議を醸すのが大リーガーがWBCに出場するのか否かです。日本代表はもちろん、大リーグを主催しているアメリカ代表のメンバーはどうなっているのでしょうか?過去のメンバーも確認しながら考察していきましょう!

WBCの基本的な説明記事はこちら

過去の大会のメジャーリーガー

毎度毎度WBCが開催されるとメジャーリーガーの選手が出ない、やる気がないと言われ若干興ざめするファンも少なくないと思います。

しかし、実際はどうなのでしょうか?噂だけが一人歩きしているのではないでしょうか?

論より証拠、過去の大会を見返して大リーガーが本当に出てないのか確認してみましょう。

日本代表の場合

2006年の第1回大会はイチロー選手(マリナーズ)、松井秀喜選手(ヤンキース)、城島選手(マリナーズ)、井口選手(ホワイトソックス)、大塚投手(レンジャーズ)が王監督の構想の中で必要と考え、招集がかかりました。

しかし、松井選手、井口選手は出場を辞退、城島選手は怪我明けということもあり同じく出場を辞退し、結果的にイチロー選手と大塚投手のみが大リーガーとして出場しました。

記念すべき第1回大会は見事優勝を収めましたが、開催早々から大リーガーの辞退者が出ました。

2009年の第2回大会も松井選手や斎藤隆投手といった大リーガーが出場を辞退。

しかし、前回大会を上回る松坂投手(レッドソックス)、城島選手(マリナーズ)、岩村選手(レイズ)、福留選手(カブス)、イチロー選手(マリナーズ)の5人が出場し、2年連続で優勝を収めました!

徐々に大リーガーの出場が増え始め、このまま増加の一途を辿ると思われた前回の2013年の第3回大会はどうなったんでしょうか?

大リーガの出場はなんと・・・・0人。

え。どうした大リーガー。

この時招集がかかっていたのはダルビッシュ投手(レンジャース)、岩隈投手(マリナーズ)、青木選手(ブルワーズ)、川崎選手(ブルージェイズ)、イチロー選手(ヤンキース)、黒田投手(ヤンキース)でした。

しかし、所属チームの打診の元、辞退を余儀なくされました。

結果も準決勝敗退と苦汁を嘗めました。

アメリカ代表のメンバーは?

日本代表の場合はNPB(日本プロ野球機構)に所属している選手が核となって戦うことが可能でしたが、本場大リーグのアメリカは大リーガーなしで今まで戦ってきたのでしょうか?

全員アマチュアで臨んできたのか確認してみましょう。

第1回大会のアメリカの招集メンバーは世論の「アメリカ本気じゃない説」とは異なり最強のメンバーだったと個人的には思います。

そこでスタメンの選手のそのシーズンの成績を表にまとめてみました。

全員大リーガーで、メジャーリーグでの成績です。

打順ポジション名前打率本塁打打点盗塁
1セカンドマイケル・ヤング33124915
2ショートデレク・ジーター309197014
3センターケン・グリフィー・Jr.30135920
4DHアレックス・ロドリゲス3214813021
5サードチッパー・ジョーンズ29621725
6ファーストデレク・リー3354610715
7キャッチャージェイソン・バリテック28122702
8ライトバーノン・ウェルズ26928978
9レフトランディ・ウィン306296319

なんじゃこりゃ。メジャーリーガーのなかでもトップクラスの豪華すぎる猛者たちが他国を圧倒するであろうと思いざるを得ないメンバーです。

打者だけでなく投手陣も6度のサイヤング賞を獲り、前年度ナショナルリーグ最優秀防御率のクレメンス。

ナショナルリーグとはメジャーリーグでのリーグを指します。

日本で言えばセントラルリーグ、パシフィックリーグのようなものです。

ナショナルリーグ最多勝のウィリス、同リーグ最多奪三振のピービーという豪華で無敵の先発陣。

中継ぎも、その年、両リーグで最優秀救援を受賞したネイサンとコルデロ、前年新人王のストリートなど死角が見当たらない面々でした。

しかし蓋を開けてみると結果は2次リーグ敗退という燦々たるものでした。

敗因は明らかに本調子ではない投手を先発で使い続けるなど実績に縛られて、柔軟な選手起用ができなかったためだと言われています。

その後の第2回、第3回大会のアメリカの招集メンバーはお世辞にもベストとは言えず、辞退者が続出しました。

いずれの大会も決勝トーナメント出場すら果たせず、野球最強国の威厳は影を潜めています。

大リーガーの辞退者が多い理由

ではなぜ大リーガの出場辞退が相次いでしまっているのでしょうか。

サッカーW杯の場合はどんな有名なビッグクラブにいても辞退なんてとんでもない。全身全霊をかけて戦っています。

しかし、WBCではそうはいかない理由がなにかあるようです。

その原因を考察していきましょう。

原因その1 大会の歴史が浅い


まずあげられるのがWBCという大会の歴史が浅く、注目度が世界大会の割に非常に低いという点です。

第3回のWBC1次ラウンドのアメリカ戦のアメリカでの視聴率は全3試合でいずれも1%以下というものだったそうです。

日本よりチャンネル数が圧倒的に多いので一概に比較できませんが、アメフトのスーパーボールの場合はアメリカ全体で視聴率が約50%なのでその注目度の違いは歴然です。

アメフトと野球では比較にならないという方もいるかもしれませんが、ワールドシリーズの決勝も視聴率は50%越えだったようです。

歴史が浅く、注目度が低い故に大リーガーが出場を辞退することが一因のようです。

原因その2 故障のリスクを回避する

注目度が低くても出場をしたいと個人で思っている選手は多々いるでしょう。

しかし、試合に出場すれば怪我をするリスクがあり、その選手の所属チームとしては怪我をされてはリーグの開幕に間に合いません。

そんな忌々しき事態を回避するために選手自身が出たくても球団がそれを許さないということが多々あるようです。

原因その3 アメリカの慢心


最後にこれは個人的な考察になりますが、アメリカの慢心、負けた時の言い訳という捉え方もできるのではないかと考えています。

第1回大会はベストメンバーで臨んだものの、結果は伴いませんでした。

それ以降はベストとは程遠いメンバーで毎回臨んでいます。

「注目度の低いこんな大会で勝っても意味がない」「アメリカが世界で1番強いのは当然」

ベストメンバーで臨まなければ負けても仕方ないと世論に予防線を張っているのではないかと思ってしまいます。

日本は常に世界1を狙っている

あくまで個人的な考察ではありましたが、アメリカは本気ではないというのが個人的な感想です。

しかし、日本は常に全力、優勝を狙って第4回大会でも死ぬ物狂いで戦ってくれると思います!

アメリカを本気にさせる、WBC自体のレベルを高水準に保つのも日本の使命だと私は考えます。

そのためにも全力で日本代表を応援しましょう!

がんばれSAMURAIジャパン!!

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